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自国民が自慢したがる文化と外国人が評価する文化は違う

往々にして、自国民が外国に向けて自慢したがる文化と、外国人が評価する文化は異なります。日本文化のここがスゴイと、日本人が一生懸命アピールしても、外国人の反応はいまいちなことが少なくありません。一方で、日本人として取るに足らないこと、あるいはむしろ恥ずかしいことだとさえ思うようなことが、外国人から「素晴らしい文化だ」と高く評価されることもあります。生まれや育ち、考え方が異なれば、文化に対する見え方も異なってくるのです。

自国民が自慢したがる文化と外国人が評価する文化は違う

往々にして、外国で高く評価される日本文化は、日本ではあまりもてはやされていないことがあります。また逆に、日本で高く評価される文化を外国に紹介しても、あまり評価されないどころか馬鹿にされることもあります。
文化に対する評価は相対的なものであり、また人々の価値観・認識によって異なります。
ある国で高く評価される日本文化が、別の国では全く評価されないこともあります。
昨今のインターネットの発達により、日本の思いもよらないような文化や風俗が外国に伝わることがあります。日本人も知らないようなことをなぜか多くの外国人が知っている、ということも珍しくありません。一部の外国人は日本に過剰な期待を寄せています。また一部の外国人は日本にひどい偏見を持つこともあります。
日本で「当たり前」のことが、外国人にはとても珍しくて貴重なことのように映ることもあります。逆に、日本人が誇りに思っていることが、外国人には何が良いのか理解できない場合もあります。
これからは、日本文化を積極的に海外に発信していくのもいいでしょう。でもその場合は、外国人からどのように評価されているかを意識した方がいいかもしれません。より好意的に評価されるためにも、外国人目線でチェックしながら見せ方を工夫することが大切かもしれません。


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