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情報には間違いやウソが含まれる

情報には必ず、間違いやウソが含まれます。私たちは様々な情報を受け取ります。新聞やテレビ、ラジオ、あるいは街頭、またインターネットから、いろいろな情報が発信されています。それらの情報は正確なものもあれば、不正確なものもあります。ミスで誤った情報が流れることもあれば、意図的にウソが含められた情報もあります。私たちは毎日大量に流される情報にさらされながら、それらの間違いやウソを見抜く目をもたなくてはなりません。

情報には間違いやウソが含まれる

情報は必ず発信者の意図があります。発信者が何者で、どんな考えを持った人なのかを見れば、ある程度その情報の意図を推測することができます。
ところが、世の中の情報には、誰が発信したのかもわからないようなものが多く含まれています。何者が発信した情報か、どんな考えを持った人がその情報を出しているのか、全く分からない状況では、その情報の信頼性を確認することもなかなかできません。
情報を受け取ったら、まずはその情報源を確認しましょう。そうして、その情報がどのような意図で発信されたものなのかを推測しましょう。
出所のわからない情報を入手したときは、ひとまずその情報を保留し、慎重に取り扱いましょう。複数の情報ソースから同じ情報が得られるのであれば、それはある程度信用できる情報なのかもしれません。しかし場合によっては、複数の情報ソースが同じ情報源の情報をそのまま流している場合もあります。
いくつかの異なる情報を入手したら、それぞれの整合性についてチェックしましょう。間違いやウソが含まれた情報は、どこか不自然な点が見つかるはずです。できるだけ先入観を持たないようにして、慎重に情報を検証しましょう。
人はついつい、最初に聞いた情報や自分が気に入った情報を信じ込んでしまう傾向があります。後になって異なる情報を聞くと、思わずその情報を否定したくなります。いつのまにか情報によって、自分が先入観を持つことがあります。知らず知らずのうちに自分が先入観にとらわれていないか、自己チェックを怠らないようにしましょう。
インターネットの発達によって誰でも情報発信できるようになり、それだけ間違いやウソの含まれた情報も発信されやすくなっています。逆に、インターネットの発達は誰でも複数の情報ソースをチェックすることが出来るようになり、ちゃんと調べれば事実の検証がやりやすい状況になっているともいわれます。いままでは多くの人々がマスメディアの情報をうのみにしていたのが、マスメディアの情報にも間違いやウソが含まれていることがスグに見つかるようになってきています。
情報通信が発達した現代は、情報分析力とともに間違いやウソを見抜く能力が求められる時代だといっても過言ではありません。情報分析力を磨きあげるためにも、ただ気に入った情報や自分の好きな情報だけを受け入れるのでなく、できるだけ自分が客観的でいられるように、自己チェックと事実の検証を怠らないようにしましょう。


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