外国人の生活というのは、その国の政治・政策の影響を大きく受けることがあります。海外で生活を始めるときは、その国の政治動向についてもよく調べておいたほうがよいかもしれません。
海外へ行けば、自分たちはその国にとっては外国人です。その国が外国人をどのように受け入れ、どこまで権利が認められるかはその国の政治や法律によって異なります。外国人を積極的に受け入れている国もあれば、その生活や権利が著しく制限される国もあります。
国家は法律を変えます。住んでいくうちに規制が緩和されることもあれば、規制が強化されることもあるでしょう。
住んでいるうちに、その国で政変が起こる可能性もあります。市民が暴動を起こしたり、クーデターが発生することもあるかもしれません。自分の身に危険が及ぶかもしれないような予兆、あるいは不安があるようなら一時帰国することも考えましょう。
政局は変化します。その国に住み始めたばかりのころは問題なくても、だんだん危険になっていくことはありえることです。
海外で暮らす間は、その国の政局が自分たちの生活に与える影響をよく注意しましょう。そうして、万一のことが起きたときに備えて、常にリスクの分散に心がけましょう。
-異文化とのふれあい
海外で生活するとその国の文化とじかに触れ合うことができます。もちろん、外国の文化の情報は写真で見たり、本で読んだり、あるいはテレビや雑誌などを見ることによっても知ることはできます。
-多様な価値観と自分の成長
世の中にはいろいろな人がいます。人はそれぞれ、自分なりの価値観、考え方を持っています。地域によって、年代によって、性別や職業によっても、価値観や考え方は異なります。
-治安のリスク
海外生活を始めるときに気をつけたいのが住む場所周辺の治安です。地域によっては非常に治安が良くないところもあります。自分や家族を危険にさらさないためにも注意しておくにこしたことはありません。
-政治リスク
外国人の生活というのは、その国の政治・政策の影響を大きく受けることがあります。海外で生活を始めるときは、その国の政治動向についてもよく調べておいたほうがよいかもしれません。
-雇用リスク
海外で暮らしたいと思ったとき、現地でどのように生計を立てるかが課題になります。海外で仕事を見つけて働くことは、日本で働くよりも大変でいろいろな苦労が待ち受けています。
-病気にかかるリスク
海外生活で気になるのが病気です。海外では水や食べ物で身体をこわしてしまうことも少なくありません。また、食生活が大きく変化し、生活習慣病にかかってしまう可能性もあります。
-敬意を持って接する
因果応報という言葉があります。まわりの人たちに対して良いことをすれば、自分に良いことがかえってきますし、悪いことをすれば自分に悪いこととなってかえってくるものです。
-現地のしきたりに従う
世の中にはいろいろなしきたりがあります。しきたりというのは一見、時代遅れで不合理に思えるようなことも少なくありません。でも、しきたりは守っておくに越したことはありません。
-危うきには近寄らず
海外で生活を始めると、珍しいこと、興味深いことでいっぱいです。もちろん、異文化や現地の歴史にふれあうために来たわけですから、積極的に探索し、交流することは良いことです。
-よく学び、よく遊ぶ
海外は初めて見るもの、初めて聞いたことでいっぱいです。海外で生活するからにはそれらすべてを知り、体験しつくして存分に楽しみたいものです。それが海外生活の醍醐味ですから。
-日本を学び、日本を伝える
海外へ行けば、私たちひとりひとりは日本人の代表です。現地の人たちにとっては、私たちが日本人なのです。私たちの発言、行動が日本全体のイメージを左右し、日本人の評価を決めてしまいます。
-ボランティア活動
海外生活を始めたら、早速ボランティア活動に参加しましょう。ボランティア活動に参加することは奉仕活動としてやりがいがあるというだけでなく、海外生活において様々なメリットがあります。