牛乳は栄養豊富な飲料として多くの医師や栄養士が飲むことを推奨してきました。一方で牛乳および乳製品が危険であるとする書物が出版されています。牛乳を飲む習慣と胃腸等の疾患との関係、あるいは乳癌や骨粗しょう症との関係が指摘されています。
従来より牛乳には多くのカルシウム分が含まれておるため、骨を強くするといわれてきました。子供の成長にも牛乳が良いとばかりに、学校給食にも広く取り入れられてきました。
ところが、牛乳を飲んでも必ずしも骨は強くならない、それどころか骨を弱くしてしまうという指摘があります。人の身体は急激に血中のカルシウム分が増えると、その増えたカルシウムを排泄しようとします。牛乳を飲んで取り入れたカルシウムは骨を太くしてくれず、むしろ急激なカルシウム増加にあわてた身体がカルシウムを排泄してしまうので、かえってカルシウム分が低下するリスクが高まるというのです。
また、牛乳を習慣的に飲む地域では、乳癌になる人が多いと指摘する書籍もあります。統計を取ってみたところ、牛乳を飲まない人々の間では乳癌になる人が少ないのに、牛乳を飲む人々の間では乳癌になる確率が高くなっているというのです。それだけで直接の因果関係を結びつけるのは早計ですが、実際に牛乳をたくさん飲むことがガンや成人疾患になりやすくしているという可能性はあります。
もともと牛乳は子牛の飲み物であり、人間の飲料としてはあまり適していないのかもしれません。子牛が必要とする栄養素と、人間が必要とする栄養素は、そもそも違うものですから。
牛乳の問題はそれだけでなく、加工段階の工程にあるとする指摘もあります。ホモゲナイズ(均質化)した牛乳を飲むことで身体に悪弊をもたらすと指摘している書籍が売れています。
牛乳の危険性を指摘する書籍などの影響でしょうか。最近では子供に牛乳を一切飲ませない親もいるようです。高齢者の牛乳離れも始まっており、牛乳の売り上げが低迷している一つの要因ともなっているといわれています。
さて、私たちはどうするべきでしょうか。牛乳は飲むべきでしょうか、それとも飲まざるべきでしょうか。
どうやら、いつまでも健康でい続けたいなら牛乳はあまり飲まない方が良さそうです。医療の専門家などからこれだけ危険性を指摘されているのですから「君子危うきに近寄らず」です。少なくとも、人間が牛乳を飲むことについてとりたててメリットは無く、ムリしてまで飲む必要のあるものではありませんから。
-幸せとは
幸せとは、充実していて今の状態に心から満足していることです。痛みや苦しみ、悲しみに打ちひしがれている状態、あるいは悩み事や心配事を抱えていて心が疲れている状態では、人は幸せとはいえません。
-生きる苦しみ
人生は苦しみに満ちています。生きているとたくさんの苦しみと直面します。私たちは苦しみ正面から見つめ、乗り越えていかなくてはなりません。ここでは生きる苦しみとその乗り越え方について考えていきます。
-生きる意味
私たちが生きているのには意味があります。生きる意味を知らないまま生活していると、人は怠惰になり心は醜くなります。生きる意味を知ることは人生を充実させ、人を輝かせます。
-人生の目標
人生の目標を持ちましょう。目標を持つと人は変わります。目標を持たない人と比べて、目標に向かっている人はきびきびとして力強く見えます。目標を持つことで力強くエネルギッシュに生きることができます。
-人とのつながり
生きていくうえで、人とのつながりはとても大切です。人との関係、つながりが人生を左右します。出来れば自分を高めてくれる人、良い刺激をくれる人とつながって、よりよい人生を過ごしたいものです。
-美味しい食べもの
美味しい食べものをいただいていると、幸せな気持ちになります。口に入れた瞬間のその味わい、噛んでいるときの幸せ感、飲み込んだときの満足感はほかのどんなことにも代えがたいものがあります。
-あたたまり、元気になる
食事は人にとって重要なエネルギー源です。ご飯を食べるとなんだか体中があたたまり、元気になります。ご飯をキチンと食べている人は毎日楽しく活発に活動することができます。
-命の恵み
食べものは動物を殺して、あるいは植物を刈り取って得たものがほとんどです。私たちは動物や植物たちの命を奪い、その命を身体に取り込んでいます。食べものはいわば、たくさんの命の恵みです。
-健康であることの幸せ
たった今健康で身体の調子も良く、何の疾患も持っていない人はなかなか意識しないものですが、健康であることは幸せなことです。病気になり、身体に不具合が起きてくると、その幸せさが身にしみるようになります。
-食事のありがたさ
飢えに苦しむことなく毎日食事ができるのは幸せです。何日も食べるものがなく死と絶望の淵に立たされたことのない人は恵まれています。食事というのはかけがえのない、とてもありがたいものなのです。
-料理の楽しさ
料理って、つくってみるとけっこう楽しいです。料理をつくっているうちにいろいろな発見をします。いろいろなアイデアを試したくなります。自分の手で食材が美味しい料理に変わっていく、これはちょっとした創作活動です。
-誰かのためにつくる
料理は誰か人のためにつくってみるといろいろ良いことが起こります。自分しか食べない料理は何となく手抜きになりがちですが、人のためにつくる料理はけっこう気合いが入ります。
-「おいしい」と言ってもらえる
手づくり料理を食べもらったとき、「おいしい」と言ってもらえるとうれしいものです。食べてくれた人が好きになり、また頑張ってつくろうという気持ちになります。料理へのやる気が出てきます。
-一緒に食事の準備を
料理は一人でつくるのもいいですが、誰かと一緒につくるのも楽しいものです。誰かと一緒に食事の準備をすることは、料理を早く作れることにもなりますしその人との関係づくりのためにも効果的です。いつも誰かにまかせっきりの人も、たまには一緒に食事の準備をしましょう。
-後片付け
美味しい料理を食べたら、調理器具と汚れた食器、台所の後片付けが待っています。料理づくりは大好きなんだけれどもどうも後片付けはしたくない、そういう人は少なくありません。後片付けを少しでも簡単に楽しくする方法はないでしょうか。
-ちょっとした心配り
毎日の生活を楽しく心豊かにするもの、それはちょっとした心配りです。食事の時も、ほんのちょっとした心配りをすることで雰囲気が明るくなり、食べる人、つくる人の心が温まります。
-一緒に食べる時間
食事はひとりでたべているより、誰かと一緒に食べている方が楽しいものです。一緒に食べる時間、うちとけあう会話、同じ食べものを共有するうれしさ、それはかけがえのない充実したひとときです。
-愛されていると感じるとき
料理は愛情といいます。料理は人と人との関係をつくるとても重要な愛情表現です。美味しい手づくり料理を食べさせてもらうと愛を感じます。ひとは食べものを通じて愛を伝え、愛を受け取ります。
-食は未来をつくる
食は、私たちの未来をつくります。食生活の変化は私たち自身、私たちの家族、そして私たちの社会を変えます。私たちが毎日の食事に何を選び、どんな食べ方をするかによって未来が変化します。
-遺伝子組み換えか農薬か
遺伝子に関するさまざまな研究開発が世界中で行われています。農作物の遺伝子を組み換える研究も活発におこなわれています。すでに、大豆をはじめ遺伝子組み換えされたさまざまな農作物が生産され、市場で販売されています。
-牛乳は飲むべきか
牛乳は栄養豊富な飲料として多くの医師や栄養士が飲むことを推奨してきました。一方で牛乳および乳製品が危険であるとする書物が出版されています。牛乳を飲む習慣と胃腸等の疾患との関係、あるいは乳癌や骨粗しょう症との関係が指摘されています。
-ダイエットドリンクの真相
体重を減らしたい人、ダイエットしたい人にとってはダイエットドリンクは気になる存在です。商品に「ダイエット」とついていると、なんだかやせられそうな気がします。最近太ってきたかなと思った時など、なんとなくダイエットドリンクを選びたくなります。
-レンジでチンの冷たい食事
電子レンジは家庭で、コンビニで、ファーストフード店で、またレストランなどでも手軽に料理を温めることができる道具として広く利用されています。スーパーへ行くと「レンジでチン」してスグに食べられる調理済みの食品が数多く販売されています。食べものだけでなくドリンクを温めるのにも電子レンジは利用されています。
-食のファーストフード化
日本人の食生活は大きく変化しています。日本全国のいたるところでファーストフードの店舗が営業しています。スーパーでも、コンビニでも、インターネットでも手軽なレトルト食品が販売されています。忙しい時代、食のファーストフード化が進んでいます。
-コンビニとその未来
コンビニは日本の街の雰囲気、人々の食文化を一変させました。都心部ではコンビニ店がひしめき、コンビニ店の間で激しく競争が行われています。郊外では高速道路やリゾート地などでコンビニ店がつぎつぎと出店されています。
-将来型家族設計のススメ
家族は変化します。毎日変わらない生活が続くように見えても、人は少しずつ年齢を重ねていきます。子供たちは成長します。子供たちは成長したら家を出ていくか、あるいは誰かが家を継がなくてはなりません。
-地域コミュニティの活性化
食は人と人とのつながりをつくります。食を通じて、地域コミュニティを活性化させることができます。例えば郷土料理、特産品、新しいアイデア料理などを地域で盛り上げていくのです。
-さびれ行く商店街
日本全国の商店街は厳しい時代が続いています。戦後の経済成長で潤った時期はすでに終わり、大型店舗やコンビニ、インターネット通販などにお客様を奪われ、多くの商店街がどんどんさびれていっています。
-国内業者の危険度
現代は食の安全が脅かされている時代といわれています。食品偽装や賞味期限偽造、成分偽装などをする業者が後を絶たないともいわれています。実際に私たちが食べているものの安全性を確認・確保するために、私たちはどのように食べものの安全を確認し、自分たちの身を守っていけばよいのでしょうか。
-輸入品の安全管理
日本はたくさんの食品を輸入しています。輸入食品ははるか海外でつくられてはるばる日本に送られてきます。冷凍食品、飲料、肉類、果物、穀物、野菜など、おびただしい量の食物が日本に来ています。
-レストランに入るときは
街へ出て外を歩くといろいろなレストランがあります。レストランで出される料理にはいろいろな種類があります。あなたが外食をするとき、どのレストランに入るかによって、またどのメニューを選ぶかによって、あなたの運命が変わります。
-商品の表示を見よう
食品を買うときは、商品の表示を見ましょう。商品表示は小さな文字で書かれているものが多いですから、ついつい見るのが面倒くさくなってしまいます。しかしそこには重要なことが書かれています。必ず商品の表示を見て、怪しいものが使われていないかを確認しましょう。
-消費者は声を出そう
私たちは毎日何かしら食べています。農作業をし、あるいは漁業や狩猟をして食べものを調達している人ならともかく、ほとんどの人は食べものをお金を支払って買っています。たとえ生活費を切り詰めるにしても、毎日の食事は欠かせません。
-宣伝・テレビに惑わされない
世の中はいろいろと宣伝、広告で埋め尽くされています。食べ物に関する宣伝、広告もたくさんあります。多くの人々はテレビを見ます。テレビではグルメ、健康、食べものに関する情報番組が放映されています。
-生産者と仲良くなる
あなたはお米や野菜を農家から直接買っていますでしょうか。それとも、スーパーやコンビニなどで並んでいるものを購入しているでしょうか。ほとんどの人たちは小売店で食べものを購入し、生産者から直接購入している人は少ないことでしょう。
-現場を見に行く
私たちが毎日食べているひとつひとつの食品、それらはどのように作られているのでしょうか。どのような場所で、どのように生産されているのでしょうか。食品の品質管理はどのようになっているのか、私たちは日ごろそういったことをあまり意識せずに食事をしています。
-いつもアンテナを張る
日常生活を過ごしていると、宣伝や広告などの雑音がいっぱい入った情報がいろんなところから入っていきます。中には良い情報も混じっていますが、大部分は雑音のようなどうでもいい情報です。食に関する情報も、その大部分は宣伝や広告です。
-「良いこと」は伝える、広める
悪化は良貨を駆逐する」という言葉があります。食に関する情報でもけっこう似たような現象がおきます。身体に良い、健康のために必要な食の情報はあまり人々の噂には流れず、悪い情報が世の中にはびこっています。どうしてそうなるのでしょうか。