遊びと情操教育について調査、紹介しています。遊びは楽しむことができるだけでなく、人間関係や社会のルールを学んでいくことができます。情操教育に効果的な遊びについて特集していきます。
遊びの中に情操教育を取り入れていく取り組みは古くからおこなわれています。
情操教育とはより知的で、高い倫理観を持った人として成長していくための教育です。子供たちが自分たちをより高めていこうと、向上心を持つように教えていくのが情操教育です。
ただし、いきなり子供たちにルールやマナーを教えようとしても、子供たちはなかなか興味を持ちません。
子供たちは面白いことには反応しますが、面白いと思わないこと、興味を持たないことには反応しないことでしょう。
子供たちに興味を持たせるためには、子供たちが興味を持つこと、面白いと思うことの中に少しずつ学びを取り入れていくことです。
ですから、遊びを活用するのです。
子供たちが楽しく遊ぶ中に学びを取り入れ、少しずつ育成していくことによって、楽しい中に少しずつルールやマナーを教え、また自分自身を高めていこうという意欲を啓発していくことができます
子供たちのよりよい人格形成のために遊びを活用していくのです。
このサイトでは遊びの効果と、情操教育のための遊びについて特集しています。
子供たちの未来のために、早い段階から情操教育に取り組みましょう。
-遊びとは
遊びとは何でしょうか。どうして人は遊びを楽しいと思うのでしょうか。遊びになると思わず熱中するのに、勉強には身が入らないのはどうしてでしょうか。私たちはどんなことを遊びと呼ぶのでしょうか。
-人間関係とマナー
遊びは楽しいものです。一人で遊ぶのもいいですが、友達と遊ぶのもまたいいものです。しかし、友達と遊ぶときは危険要素でもあります。楽しいはずの遊びが、ケンカやいじめの原因になることもあるからです。
-ルールの大切さを学ぶチャンス
遊びは始めてみると、けっこう熱が入ります。競争ゲームなどでは、インチキをする人も出てくるかもしれません。しかし、インチキは場を白けさせます。みんながルールを守っているからこそ遊びを楽しめるのですから。
-スポーツマンシップ
子供たちが遊びの中で競争を取り入れることはよくあることです。競争して、勝った子はよろこび、負けた子は悔しがります。勝ってばかりの子が威張り散らすようになると、負けてばかりの子は面白くなくなります。
-チーム対抗戦
遊びも競争や戦いが入ってくるとだんだん熱をおびてきます。より多くの人たちが参加してチームワークが求められるものとしては、チーム対抗戦があります。チームを作ってそれぞれ戦うのです。
-ロールプレイング
情操教育に役立つ遊びとして、ロールプレイングがあります。ロールプレイングゲームは遊んでいて楽しいだけでなく、コミュニケーションを取ったり知恵を絞ったり協力したり友情を培ったりと、社会で必要なさまざまなスキルを学ぶこともできます。
-ディベート
子供のころからディベートに親しみ、ディベートで勝つ訓練をすることでその子供が成長した時に大きな実力を発揮します。子供のころからディベートに親しんだ人は、交渉力や演説力、説得力が得意になります。
-創造・ものづくり
人はさまざまな知恵を出し、想像力を働かせることができます。そうして人はその想像したモノを具現化するチカラを持っています。人類の科学の進歩は想像力とその具現化によって成し遂げられてきたといってもよいでしょう。