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人間関係とマナー

遊びは楽しいものです。一人で遊ぶのもいいですが、友達と遊ぶのもまたいいものです。しかし、友達と遊ぶときは危険要素でもあります。楽しいはずの遊びが、ケンカやいじめの原因になることもあるからです。

人間関係とマナー

子供同士の人間関係は、遊びを通じて形成されます。「あいつはずるいやつ」、「つまらない子」、「面白い子」、「好きな子」などと子供が友達の性格を決めつけるのは、遊んでいるときの印象を言っているのです。

すなわち、一緒に遊んで楽しかったら、その子は「面白い子」、「好きな子」になります。しかし遊んでいるうちに「嫌いな子」や「憎い子」も出てきてしまいます。「嫌いな子」、「憎い子」が増えてしまうと楽しいはずの遊びがつまらなくなってしまいます。

遊びには守るべきマナーがあります。遊びは楽しいものですが、マナーを守らないとその楽しさが失われてしまいます。子供が友達と一緒に遊ぶのは、楽しい時間を過ごしたいからです。しかし、守るべきマナーを守らないと友達を失い、孤立することになります。

遊びをずっと楽しめるためには、人間関係とマナーについて学ぶことが大切です。自分も相手を好きになり、相手からも好かれるようになるにはどうすればよいのか。子供は遊びを通じて学んでいきます。

人間関係を良好にするスキルは、経験とその反省を重ねながら学んでいくものです。経験と反省、そのどちらが欠けても身につくものではありません。子供にとって遊びは人間関係やマナーを学ぶための大切な経験の場になるのです。

遊びと情操教育

[遊びの効果]

遊びとは
遊びとは何でしょうか。どうして人は遊びを楽しいと思うのでしょうか。遊びになると思わず熱中するのに、勉強には身が入らないのはどうしてでしょうか。私たちはどんなことを遊びと呼ぶのでしょうか。
人間関係とマナー
遊びは楽しいものです。一人で遊ぶのもいいですが、友達と遊ぶのもまたいいものです。しかし、友達と遊ぶときは危険要素でもあります。楽しいはずの遊びが、ケンカやいじめの原因になることもあるからです。
ルールの大切さを学ぶチャンス
遊びは始めてみると、けっこう熱が入ります。競争ゲームなどでは、インチキをする人も出てくるかもしれません。しかし、インチキは場を白けさせます。みんながルールを守っているからこそ遊びを楽しめるのですから。
スポーツマンシップ
子供たちが遊びの中で競争を取り入れることはよくあることです。競争して、勝った子はよろこび、負けた子は悔しがります。勝ってばかりの子が威張り散らすようになると、負けてばかりの子は面白くなくなります。

[情操教育のための遊び]

チーム対抗戦
遊びも競争や戦いが入ってくるとだんだん熱をおびてきます。より多くの人たちが参加してチームワークが求められるものとしては、チーム対抗戦があります。チームを作ってそれぞれ戦うのです。
ロールプレイング
情操教育に役立つ遊びとして、ロールプレイングがあります。ロールプレイングゲームは遊んでいて楽しいだけでなく、コミュニケーションを取ったり知恵を絞ったり協力したり友情を培ったりと、社会で必要なさまざまなスキルを学ぶこともできます。
ディベート
子供のころからディベートに親しみ、ディベートで勝つ訓練をすることでその子供が成長した時に大きな実力を発揮します。子供のころからディベートに親しんだ人は、交渉力や演説力、説得力が得意になります。
創造・ものづくり
人はさまざまな知恵を出し、想像力を働かせることができます。そうして人はその想像したモノを具現化するチカラを持っています。人類の科学の進歩は想像力とその具現化によって成し遂げられてきたといってもよいでしょう。


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