遊びも競争や戦いが入ってくるとだんだん熱をおびてきます。より多くの人たちが参加してチームワークが求められるものとしては、チーム対抗戦があります。チームを作ってそれぞれ戦うのです。
チーム対抗戦では、チームワークが必要になります。一人の能力が抜きんでいても、チームワークが良くないと勝てなかったりします。勝つためには戦い方を決めて役割分担をしっかりさせ、全員が協力して戦わないといけません。チームの和を乱したり、作戦通りに動かない人が出てくると勝つのは難しくなります。場合によっては、チーム内で息を合わせるための特訓が必要になることもあります。
チームが一丸となって協力し、何かを成し遂げようとする行為は情操教育には極めて重要です。チームワークが必要な遊びこそ、子供のころにしっかりやっておくべきです。
そうして、チームワークというものの重要性をよく知ることです。それが、大人になったときに大きな糧となるのですから。
チーム対抗戦ではチームの実力、チームワーク、そして勝負の運によって勝利、敗北が決まります。チームによっては負けたときに責任のなすりあいを始める子もいることでしょう。負けたときこそが重要です。なぜ負けたのか、どうすれば今度勝てることができるのか、責任のなすりあいでなく、チームとして反省することで未来の勝利へとつなげることができます。
-遊びとは
遊びとは何でしょうか。どうして人は遊びを楽しいと思うのでしょうか。遊びになると思わず熱中するのに、勉強には身が入らないのはどうしてでしょうか。私たちはどんなことを遊びと呼ぶのでしょうか。
-人間関係とマナー
遊びは楽しいものです。一人で遊ぶのもいいですが、友達と遊ぶのもまたいいものです。しかし、友達と遊ぶときは危険要素でもあります。楽しいはずの遊びが、ケンカやいじめの原因になることもあるからです。
-ルールの大切さを学ぶチャンス
遊びは始めてみると、けっこう熱が入ります。競争ゲームなどでは、インチキをする人も出てくるかもしれません。しかし、インチキは場を白けさせます。みんながルールを守っているからこそ遊びを楽しめるのですから。
-スポーツマンシップ
子供たちが遊びの中で競争を取り入れることはよくあることです。競争して、勝った子はよろこび、負けた子は悔しがります。勝ってばかりの子が威張り散らすようになると、負けてばかりの子は面白くなくなります。
-チーム対抗戦
遊びも競争や戦いが入ってくるとだんだん熱をおびてきます。より多くの人たちが参加してチームワークが求められるものとしては、チーム対抗戦があります。チームを作ってそれぞれ戦うのです。
-ロールプレイング
情操教育に役立つ遊びとして、ロールプレイングがあります。ロールプレイングゲームは遊んでいて楽しいだけでなく、コミュニケーションを取ったり知恵を絞ったり協力したり友情を培ったりと、社会で必要なさまざまなスキルを学ぶこともできます。
-ディベート
子供のころからディベートに親しみ、ディベートで勝つ訓練をすることでその子供が成長した時に大きな実力を発揮します。子供のころからディベートに親しんだ人は、交渉力や演説力、説得力が得意になります。
-創造・ものづくり
人はさまざまな知恵を出し、想像力を働かせることができます。そうして人はその想像したモノを具現化するチカラを持っています。人類の科学の進歩は想像力とその具現化によって成し遂げられてきたといってもよいでしょう。